【東京都よろず支援拠点】経営お役立ち情報 「小規模事業者持続化補助金 の賢い活用方法」

この記事の内容は、2019/1/4 にメルマガで配信した内容をバックナンバーとして掲載しています

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皆様

こんにちは!東京都よろず支援拠点です。

さて、今回は例年3月頃から公募が始まる中小企業庁の

「小規模事業者持続化補助金」の賢い活用方法について

ご紹介したいと思います。

 

この補助金は名前のとおり、小規模事業者が対象で、

経営計画に基づいて実施する販路開拓等の取り組みに対し、

原則50万円を上限に補助金(補助率2/3)が出るというものです。

※小規模事業者:卸売業・小売業・サービス業(宿泊業・娯楽業以外)

の場合は常時使用する従業員の数が5人以下、サービス業のうち

宿泊業・娯楽業・製造業その他の場合は常時使用する従業員の

数が20人以下

でも、「販路拡大等の取り組みって何?

広告費とかだけ?あんまり使えそうにないなぁ」と

感じませんでしたか?

ところが、この補助金、けっこう幅広く使えるのです。

販路拡大等の「等」がポイントです!

以下に前回募集時の補助対象経費を列挙します。

1.機械装置等費、2.広報費、3.展示会等出展費、

4.旅費、5.開発費、6.資料購入費、7.雑役務費、

8.借料、9.専門家謝金、10.専門家旅費、

11.車両購入費(買物弱者対策事業の場合に限ります)、

12.設備処分費(補助対象経費総額の1/2が上限)、

13.委託費、14.外注費

イメージをつかんでいただくために、昨年この補助金を

活用して成功したA社のお話をご紹介します。

A社は都内で自然派イタリアンを提供する飲食店ですが、

お客様に飽きられないよう、メニューに変化をつけたい

と考えていました。

 

そこで、パコジェットという、冷凍した食材を専用ビーカーに

仕込むだけで瞬時にピューレ状、ムース状に仕上げられる設備を

導入することにしました。

冷凍したまま加工するので、食材の鮮度を保持し、

色、味、香り、栄養価を損なわず調理できますし、

必要なときに使う分だけを加工できてロスもありません。

さらに、面倒な裏ごし等の作業がなくなり、

調理時間を大幅に削減することもできますし、

空いた時間に仕込みを行う等、調理ワークの

合理化が可能となります。

この機械装置、なんと小規模事業者持続化補助金を

活用して導入することができました。

これは新たなメニューを開発することで、

結果的に販売促進につながるからです。

 

この補助金、採択を受けるためには経営計画書

・補助事業計画書を作り、商工会議所で補助事業者の

要件を満たしているか等の確認を受けるとともに、

事業支援計画書の作成・交付を依頼しなければなりません。

また、補助金交付決定後も実績報告書を提出する必要があります。

 

つまり書類の作成業務が不可避なのです。

パソコンが使えないと苦しいと思います。

また、報告の義務がありますので、

事前によく考えて取組を実施しなければなりません。

 

例えば販路拡大を目指してチラシを撒くとします。

その際はどこにどれだけ撒いたかも報告しなければ

なりませんので、きちんと計画を立て、記録する必要があります。

こんなことを書いていると、「計画書作るなんて面倒だし難しそう。

もし頑張って作っても採択されないと無駄になるし、

パソコンも苦手だし、やっぱりいいや」と

思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、計画書を作成すると自社の現状が以前よりもしっかりと、

そして客観的に把握できます。これまでわかっていなかった

問題点が浮き彫りになったり、逆にもっと活かしていくべき

自社の強みがわかったりします。

新たな目標ができることもあるでしょうし、

現状を把握できたことで勇気を持って投資に

踏み切れるかもしれません。

 

さらに、きちんと計画書があると金融機関での融資も

受けやすくなります。

たとえ採択されなくとも、計画書を作成することは

無駄にはなりません。

また、経営計画の作成等に当たっては商工会議所の

指導・支援を受けることができます。

もちろん当拠点でも計画書・報告書の作成方法を

助言することができます。

 

公募期間の中盤である4月以降になるとご相談の予約が殺

到してしまいますので、「この補助金、気になるな」

という方は、ぜひ今の内にお気軽にご連絡ください。

ということで、今回は「小規模事業者持続化補助金」のご紹介でした。

ポイントは

 

1.意外と用途が広い

2.申請には経営計画書・補助事業計画書の作成が必要

3.報告書の提出義務がある

4.早めの準備が大切

です。

 

ぜひご活用をご検討ください。

東京都よろず支援拠点

コーディネーター 大庭


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