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よろず支援拠点を利用しながら上手に事業計画書を作成する方法とそのメリット

メルマガを担当させていただきます東京都よろず支援拠点コーディネーターの大庭です。
本日は事業計画書を作成する際に、よろず支援拠点をうまく利用する方法について説明します。

やはり、最近は補助金・助成金の申請支援が多いです。このような相談は最終的には事業計画書をブラッシュアップしていく作業に落ち着きます。補助金・助成金活用は最終的には事業計画書の優秀性で判断されるためです。

「事業計画書の精度をアップさせる」というメインの目的にスピーディに至る事業者様と、そうではない事業者様がいらっしゃいます。せっかくですから、スピーディに成果を上げていただきたいですね。そのためのポイントについて説明します。

「事業計画書の精度をアップさせる」ためのポイント

ポイント①:相談前に公募要領は事前にしっかり読み込もう

当拠点に相談にいらっしゃる方で、そもそも補助金・助成金の名前は知っているけど、中身を何も見ていないという方がいます。お気持ちはわかりますが、これは大変もったいないことです。補助金・助成金の中身の説明をするだけで30分~1時間の時間をロスしてしまいます。その上で、補助金・助成金を利用することができない費用で補助金・助成金を活用するつもりだった、という残念なケースがあります。具体的には、「仕入に該当するものはいかなる補助金・助成金も対象にならない」という一般的なルールがそれに該当します。これでは相談に来ていただいた結果、得られる成果が「結果的に補助金が活用できる/活用できない、を判断できた」というだけになってしまいます。どれほど面倒に感じても、まず相談前に公募要領は一通り読み込んで、「当社だったらこんな風に使えそうだ」といったイメージを持ってからお越しいただくことを強くお勧めします。

ポイント②:やりたいこととそのための費用内訳をできるだけたくさんリストアップしておこう

新規事業としてやりたいことはいくつかあると思います。また、そのために使用する経費も事業によって異なることでしょう。これらをあらかじめリストアップしておいた方がいいです。例えば、「マーケティングを強化していきたい、そのためにはホームページが必要」、「設備投資を実施して新規制作物を作りたい、そのためには旋盤が必要」など、いくつかの候補を挙げておきます。そうすることによって、ゼロベースの相談ではなく、複数のオプションの中からメリット・デメリットを検討するといった一歩進んだ相談が可能となります。
次に、事業計画書を策定する上で当拠点を利用することのメリットを説明します。

事業計画書を策定する上で当拠点を利用することのメリット

①これまでの考えを整理できる

当拠点のコーディネーターは様々な成功事例や苦労している事例を目にしていますから、複数のオプションの中から最良と思われる手法を選ぶことができます。話すことを通じて改めてやりたいことを整理し、納得して事業を進めることができます。

②新しいビジネスのアイデアを得られる

同様に、様々な意見を議論しあうことによって、新しいビジネスアイデア、戦略を発見することができます。これまで考えてきた方法をさらにブラッシュアップすることができる場合があります。

③融資の資料として活用できる

補助金・助成金で制作する事業計画書を、そのまま融資の資料として利用する方も結構な割合でいらっしゃいます。事業計画書を個人で作成するとなると、その実現性について金融機関の方からクエスチョンマークを付けられることがあります。これは当然のことです。過去何度も事業を成功させた人、プロのコンサルタントなど、どんな人が事業計画書を作成するとしても、自分一人で作った事業計画書にはどうしても思考の偏りが存在するためです。そのため、複数の人の視点から事業計画書を作り上げることが重要となります。当拠点を利用しながら計画を作り上げ、説得力ある計画書を作ることは有効な説明材料ともなります。ただし融資を保証できるものではありませんので、その点はご了承ください。

最近の相談の入口は補助金・助成金が多いです。もちろんそれにこたえていくことも拠点の使命といえます。しかし当拠点の使命は事業者様の事業を良い方へ導くことです。そのため、ぜひとも相談の効率を上げていただき、事業を早期に成長に導いていただければ嬉しい限りです。

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