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Adobe XDを無料で使う方法は?スタータープラン終了後の代替案と注意点をわかりやすく解説

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Adobe XDを無料で使う方法は?スタータープラン終了後の代替案と注意点をわかりやすく解説

「Adobe XDの無料版が使えなくなるって本当?!」

そんな衝撃的な噂を耳にして、慌ててこの記事にたどり着いた方もいるかもしれません。

結論から言うと、スタータープランはもうありません!でも、Adobe XDを無料で使い続ける方法は、まだ残されています!

 

Webサイトやスマホアプリのデザインに欠かせない、ワイヤーフレーム、モックアップ、プロトタイプ。

これらの作成に特化したデザインツールであるAdobe XDは、WebデザイナーやUI/UXデザイナーにとって、もはや必須ツールと言えるでしょう。

Adobe XDには、かつて「スタータープラン」 という無料プランが存在し、多くのデザイナーが、このプランを利用してAdobe XDに親しみ、その魅力を実感していました。

「スタータープラン」は、初心者やライトユーザーにとって非常にありがたい存在でした。

しかし、2023年1月25日、Adobe XDユーザーに衝撃が走ります。Adobe XDの単体販売終了が発表され、同時にスタータープランも廃止されてしまったのです。

■参考:【続報】「Adobe XD」単体プランの販売は終了 ~メンテナンスモードに|「Adobe Creative Cloud」コンプリートプランでの提供は継続

現在、Adobe XDの料金プランページを見ても、「スタータープラン」の文字はどこにも見当たりません。それどころか「メンテナンスモード」という不穏な表現も。

出典:Adobe XD 公式サイト

かつては、下図のように「スタータープラン」を選択できたのですけどね…!

(参考) Wayback Machineで確認した過去のAdobeXDのページ(2021年8月時点のキャプチャ)

スタータープランの廃止により、多くのユーザーから、

「Adobe XDのスタータープランはどこからダウンロードできる?」

「もしかして、スタータープランは無くなってしまった…?」

「これまで無料版を使っていたけど、今後は無料でXDを使えなくなる…?」

といった不安の声が上がっています。

 

本当に残念なのですが、スタータープランの利用は諦めて下さい!しかし、それでは納得できないですよね。

この記事を読んでいるあなたには、Adobe XDを無料で使い始める方法を伝授します!

結論としては、Adobe Creative Cloud(CC)の7日間の無料トライアルを利用することで無料利用が可能です!

Adobe XD単体での販売は終了してしまいましたが、Adobe Creative Cloudのコンプリートプランを契約すると従来と変わらず利用可能なのです。

まずは、無料でダウンロードを済ませて、7日間無料トライアルの範囲で、Adobe XDの機能をフル活用しましょう!

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目次
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Adobe XDのスタータープランとは?|無料プランの内容と終了の背景

Adobe XDスタータープランの概要|機能制限付きの無料プラン

Adobe XDスタータープランは、Adobe XDの機能を制限付きで無期限に無料で利用できるプランでした。

提供されていた機能は以下の通りです。

機能説明
ワイヤーフレーム作成Webサイトやアプリの画面設計図であるワイヤーフレームを簡単に作成できます。
UIデザイン美しいインターフェースと快適な操作性を実現するデザインを作成できます。
プロトタイピング動きを付けて完成イメージを共有し、ユーザーテストなどに活用できます。
限定された共有機能作成したデザインを共有できますが、共同編集者の人数や共有できるプロトタイプの数に制限があります。
2GBのクラウドストレージAdobe Creative Cloudの2GBのストレージを利用できます。

共同編集者の人数や、共有できるプロトタイプ、使用できるフォントなどに制限はありましたが、基本的な機能は利用可能であったため、個人利用や学習目的でAdobe XDを試してみたいユーザーにとって最適なプランでした。

Adobe XDスタータープラン終了の理由|Adobe XD単体販売終了に伴う措置

  • Adobe XD単体販売終了の背景
  • Figma買収による戦略変更の可能性
  • スタータープラン終了の告知とユーザーへの影響

Adobe XDスタータープランが終了した直接の理由は、Adobe XDの単体販売終了に伴う措置です。

Adobeは2022年9月に、競合であるWebベースのUI/UXデザインツールFigmaを買収しました。

この買収は、UI/UXデザインツール市場において大きな変化をもたらしました。Figmaは、リアルタイム共同編集機能やブラウザベースでの動作など、Adobe XDにはない強みを持っていました。

Adobeは、Figmaを買収することで、これらの強みを取り込み、UI/UXデザインツール市場における競争力をさらに強化することを目指したと考えられます。

Adobe XDの単体販売終了は、この戦略変更の一環であり、AdobeがFigmaに注力し、XDの開発を終了する方向へ舵を切ったと言えるでしょう。

実際、Adobe XDのアップデートは2022年4月以降、ほぼ行われていませんでした。

Adobe XDスタータープランの終了は、2023年1月に告知されました。

この告知は、多くのユーザーに驚きと落胆を与えましたが、Adobeは、Adobe CCコンプリートプランの無料体験版を提供することで、ユーザーが引き続きAdobe XDを利用できるようにしました。

しかし、Adobe XDの単体販売終了とスタータープランの提供終了は、Adobe XDの将来に対する不安をユーザーに抱かせる結果となりました。

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Adobe XDを無料で使う方法|スタータープラン終了後の代替案

Adobe XDスタータープランは終了してしまいましたが、Adobe XDを無料で使う方法はまだあります。

ここでは、3つの代替案を紹介します。

  • Adobe CCコンプリートプランの無料体験版
  • Figma
  • その他の無料UI/UXデザインツール

Adobe CCコンプリートプランの無料体験版|7日間全ての機能が使える

Adobe CCコンプリートプランは、Adobeが提供する20種類以上のクリエイティブアプリを利用できるサブスクリプションサービスです。

Photoshop、Illustrator、Premiere Proなど、プロのクリエイターが愛用するアプリが勢ぞろいしています。

Webデザイン、写真編集、動画編集、グラフィックデザインなど、様々なクリエイティブな作業に対応できるため、多くのクリエイターにとって必須のサービスと言えるでしょう。

Adobe XDも含まれる!無料体験版の内容

Adobe CCコンプリートプランには、もちろんAdobe XDも含まれています。

しかも、7日間の無料体験版が提供されているため、Adobe XDの全機能を制限なく無料で試すことができます。

無料体験版で利用できる機能は以下の通りです。

項目内容
利用期間7日間
機能全機能利用可能
共同編集人数制限なし
リンク共有数制限なし
クラウドストレージ100GB
Adobe Fonts全てのフォント利用可能

無料体験版は、スタータープランにあった機能制限は一切ありません。

共同編集やクラウドストレージも容量を気にせず利用できるため、実際のプロジェクトと同じようにAdobe XDを試すことができます。

無料体験版の始め方

Adobe CCコンプリートプランの無料体験版を利用するには、以下の手順に従ってください。

  1. Adobeの公式サイトにアクセスし、「無料体験版」をクリックします。
  2. 「Creative Cloud コンプリートプラン」を選択します。
  3. Adobe IDを作成するか、既存のAdobe IDでログインします。
  4. 支払い情報を入力します。無料体験期間中に解約すれば料金は発生しません
  5. 利用規約に同意し、「無料体験を開始」をクリックします。
  6. Creative Cloudデスクトップアプリをダウンロードし、インストールします。
  7. Creative Cloudデスクトップアプリにログインします。
  8. 「アプリ」タブから「Adobe XD」を探し、「インストール」をクリックします。

これで、Adobe XDの無料体験版が利用できるようになります。

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無料体験版終了後の流れ

7日間の無料体験期間が終了すると、自動的に有料プランに移行し、料金が発生します。

無料体験版を継続利用しない場合は、必ず無料体験期間中に解約手続きを行ってください。

解約手続きは、AdobeのWebサイトから行うことができます。

Adobe CCコンプリートプランの無料体験版は、Adobe XDを無料で試せる絶好の機会です。

7日間という限られた期間ではありますが、Adobe XDの全機能を体験し、その使い心地を確かめてみてください。

Figma|Adobe XDに代わる無料のUI/UXデザインツール

Figmaは、Webブラウザ上で動作するUI/UXデザインツールです。

クラウドベースで動作するため、OSに依存せず、Windows、Mac、Linuxなど、様々なOSで利用できます。

また、リアルタイム共同編集機能が充実しており、複数人で同時に同じデザインを編集することができるため、チームでの作業に最適です。

Figmaは無料プランを提供しており、個人利用や小規模なプロジェクトであれば、無料で十分に活用できます。

無料プランでは、以下の機能が利用できます。

  • 3つのプロジェクトまで作成可能
  • プロジェクトごとに最大2名の編集者と共同作業可能
  • 無制限のビューワー
  • 無制限のファイルとバージョン履歴
  • Figma Communityへのアクセス

Figmaは、Adobe XDと比較して、以下のようなメリットがあります。

  • 無料で利用できる
  • ブラウザベースなので、OSに依存しない
  • リアルタイム共同編集機能が充実している

一方、以下のようなデメリットもあります。

  • オフラインでは利用できない
  • Adobe XDと比較して、機能が少ない

その他の無料UI/UXデザインツール|Figma以外の選択肢

Figma以外にも、無料で利用できるUI/UXデザインツールはいくつか存在します。

ここでは、代表的なツールを9つ紹介します。

ツール名対応OS無料プラン有無共有機能スマホ対応日本語対応主な特徴
SketchmacOS30日間無料トライアルUIデザインに特化したツール。豊富なプラグインで機能拡張が可能。
MiroWindows、macOS、Webブラウザオンラインホワイトボードアプリ。ブレインストーミング、アイデア出し、プロジェクト計画などに最適。
CanvaWindows、macOS、Webブラウザ、iOS、Androidグラフィックデザインツール。テンプレートが豊富で、初心者でも簡単にデザインを作成できる。
CacooWebブラウザFreemiumオンライン作図ツール。フローチャート、ワイヤーフレーム、UML図など、様々な図を作成できる。無料プランでは、シート数が6枚までに制限される。
Wireframe.ccWebブラウザFreemiumシンプルなワイヤーフレーム作成ツール。Webサイトやアプリの画面構成を簡単に作成できる。無料プランでは、プロジェクトが1つだけ作成可能。
InVisionWebブラウザFreemiumプロトタイピングツール。Adobe XDと同様に、高機能なプロトタイプを作成できる。無料プランでは、プロジェクトが1つだけ作成可能。
moqupsWebブラウザFreemiumワイヤーフレーム、モックアップ、ダイアグラム、フローチャートなど、様々な図を作成できる。無料プランでは、プロジェクトが1つだけ作成可能。
LunacyWindows, Mac OS, LinuxSketchファイルの編集も可能な無料のデザインツール。ベクター編集、プロトタイピング機能も搭載。
PenpotWebブラウザオープンソースのUI/UXデザインツール。Figmaのような操作感で、SVG形式で出力可能。

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Miroについては、以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせてご覧くださいませ。

Adobe CCを利用するのが個人的には最善だと思っています。なぜなら、結局デザインをするならIllustratorやPhotoshopを使うことになりますし、XDの開発はストップしているとはいえ、これらツールとの親和性は抜群に良いからです。

デザインツールにおいてAdobeの存在感は大きく、避けて通れませんから。

とはいえ、最大の難点は価格の高さ。同じAdobe CCを契約するなら安く買えるほうがいいですよね。以下に、公式よりも安く買える方法をまとめましたので参考にして見て下さい。

購入場所リンク価格特徴
Adobe公式公式サイト○月々プラン:
月額 12,380円 (税込)
→ 年間総支払額 148,560円 (税込)

○年間プラン (月々払い):
月額 7,780円 (税込)
→ 年間総支払額 93,360円 (税込)

○年間プラン (一括払い):
年額 86,880円 (税込)
公式サイトなので安心感がある。
自動更新が可能。
無料体験あり。
Amazon商品ページ○年間プラン: 年額 78,929円 (税込)

○セール時: 約40,000円~50,000円
– 公式サイトより安く購入できるが、通常での割引率は渋い。
– セール時期を狙うと安く購入可能。
– タイミングを見ないといけないので、すぐ・安く使いたい人には不向き。
楽天商品ページ– 楽天ポイントが貯まる。
– Amazonと同じ割引率。
– セール時期、ポイントアップ時期を狙うとお得に購入可能。
アドバンスクール
オンライン
公式サイト○いつでも 39,980円 (税込)Adobeソフトの学習に特化したオンラインスクール。月額制で費用を抑えながら学習可能。
ヒューマンアカデミー
たのまな Adobeベーシック講座
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※受講期間が長くなるほど、料金が高くなります
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Adobeマスター講座
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Adobe XDのスタータープランで作成したデータはどうなる?|注意点と移行方法

スタータープラン終了後のデータへのアクセス|保存先と注意点

  • クラウドストレージに保存されたデータ
  • ローカルに保存されたデータ
  • データ移行の必要性

Adobe XDスタータープランの終了に伴い、スタータープランで作成したデータは、Adobe Creative Cloudの無料ストレージ(2GB)に保存されている場合、アクセスができなくなります。

ただし、ローカルに保存したデータは引き続きアクセス可能です。

スタータープランで作成したデータを今後も利用したい場合は、有料プランに移行するか、他のツールに移行する必要があります。

有料プランへの移行|Adobe XDを引き続き利用する場合

  • Adobe CCコンプリートプランへの加入
  • 過去のデータとの互換性

Adobe XDを引き続き利用したい場合は、Adobe CCコンプリートプランに加入する必要があります。

Adobe CCコンプリートプランに加入すると、Adobe XDの全ての機能が利用できるようになり、クラウドストレージの容量も100GBに増えます。

スタータープランで作成したデータは、Adobe CCコンプリートプランでも引き続き利用できます。

Figmaへの移行|無料のデザインツールで継続利用する場合

  • XDファイルからFigmaファイルへの変換方法
  • プラグインを活用したデータ移行

Adobe XDの代わりにFigmaを利用する場合は、スタータープランで作成したデータをFigmaファイルに変換する必要があります。

XDファイルからFigmaファイルへの変換は、Figmaのインポート機能を利用することで行えます。

また、プラグインを活用することで、よりスムーズにデータ移行を行うことができます。

まとめ|Adobe XDを無料で使う方法と今後の展望

この記事では、Adobe XDのスタータープラン終了の背景、そして現在Adobe XDを無料で使う方法、スタータープランで作成したデータの扱い方などを解説しました。

Adobe XDスタータープランは終了してしまいましたが、Adobe CCの無料体験版やFigma、その他の無料UI/UXデザインツールを利用することで、無料でUI/UXデザインを始めることができます。

AdobeはFigmaに注力していくことが予想されますので、Figmaの使い方を学習しておくのも良いかもしれません。

それぞれのツールにはメリット・デメリットがありますので、ご自身のニーズに合わせて最適なツールを選択し、UI/UXデザインの世界を体験してみてください。

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この記事を書いた人

よろずちゃんのアバター よろずちゃん 独立開業ヨロズ管理人

独立開業に関する自身の経験をもとに、個人事業主やスタートアップ企業の事業者がビジネスをコストパフォーマンス高く推進するための情報を発信しています。特にバーチャルオフィスについては、網羅的に情報を掲載。マーケターとしての知見を活かし、集客・マーケティングにお困りの事業者様のサポートも実施中です!

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